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『お城が見える』

2006年/11分/DV

監督:小出豊 撮影:山岡太郎、深田晃司、四宮秀俊、川口力
出演:吉岡陸雄、おぞねせいこ、大谷伸

■万田邦敏の呼びかけによる、仏教の十の戒律を題材にした自主制作オムニバス「十善戒」の中の一篇。夫は妻に暴力をふるい、妻は息子に暴力を振るった。淡々と進むカウンセリングで暴かれる、息詰まるその現実!

●人形を相手にDVを再現しているだけなのに、生理的な痛みが伝わってくる映画である。それにしても、「再現を続けましょう」という医師の冷静な声を何度も聞いているうち、プログラムの本当の目的は何なのかという疑問がわきおこってくる。ひょっとしたら、このプログラムは暴力の再現に快楽を見出しているのではないか、と。(井川耕一郎)

ブログにて解説中
http://d.hatena.ne.jp/inazuma2006/20070827/p2

コメント (1)

小出豊:

家は不快な王国の「お城」。ぼくは「お城」を覗いた。罪人たちが不快をまきちらしてる。ぼくは何もせずただ見ている。その咎でぼくも罪人になる。あんな不快なやつらのせいで自分も罪人になることが不快でたまらない。でも、罪人になってみたら「お城」の罪人たちが愛おしくてたまらなくなった。みんなにも見てほしい。

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