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上映を終えた監督が気になること(浅野学志)


『空の飴色』監督の浅野です。
「映画の日」の昨日(7月1日)、レイトショーにもかかわらず、あえてユーロスペース2に足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
多くの方は『狂気の海』、『2001映画と旅』、そしてトークショーがお目当てだったかと思いますが、拙作の上映までお付き合いしていただき、感謝です。

また、ナレーションの整音が甘いためお聞き苦しい点があったこと、お詫びいたします。
(代わりといっては何ですが、作品最後のスタッフ・クレジットは今回の上映にあたって修正しました。昨日は、このクレジット修正版での初上映なのです。)

さて、上映の終わった監督がいちばん気になるのは、皆様の感想です。
会場ではアンケートらしきものが用意されていなかったようなので、この場にコメントを寄せていただければ幸いです。

2005年に映画美学校映画祭で初上映したあとのことですが、とあるBBSに「今年の美学校映画祭で『空の飴色』(浅野学志)見ました。すばらしい作品でした。……」とのコメントを発見したときの驚きといったらなかったですね。
自分の作品世界が見知らぬ第三者に届いたという事実は、ある意味、美学校講師の方から評価される以上にうれしいもので、励みになりました。

もちろん、よい評価ばかりでないことも覚悟しています。
何か感じるものがあった方は、ぜひコメントをお願いいたします。(浅野学志)

コメント (6)

吉原:

『空の飴色』スタッフの吉原と申します。
大変遅くなりまして恐縮ですが、ご来場をまことにありがとうございました。

この場をお借りしまして、『空の飴色』に多大なご協力をいただきました『井上恵美子ダンスカンパニー』のホームページを紹介させていただきます。

http://www.emikoinoue-dancecompany.com/

高い技術と芸術性に裏打ちされた、美しさと優しさと物語るダンスが大変魅力的です。

『空の飴色』をご覧いただいた方なら、あのダンスシーンが表現するものにこころ震えていただけたかと存じます。
ぜひ一度ホームページをお訪ねいただければ嬉しく思います。

浅野学志:

>sueさん
正直、予定は未定です。
『空の飴色』完成前後の時期から、自分の意思で、しばらく映画製作とは別のことに時間を割くことにしました。
ここではその内容・理由をつまびらかにできないのですが、復帰まで、もう少し時間がかかるのは確かです。

企画・アイデアの断片はありますが、まだ発表するようなものではないでしょう。
代わりに、いま方法として試したいと思っていることを挙げてみます。
たとえば、「完成したシナリオによる制作」、「素人ではなく役者さんを使った芝居」、「キャメラマンによる撮影」、「同時録音」などなど。

1作目(『この人を見よ』)と本作で作風を変えたように、次も新しいことを何か試したいと考えています。
とはいえ、形式上で何を試そうとも、おそらくまた「愛憎劇」の変奏になるのでしょう。

『空の飴色』のラストシーンは、次作への布石・意思表明でもありました。
次は芝居というか、演出に力点を置いてみたいですね。

sue:

次回作の予定をお聞かせください。

浅野学志:

>西尾さん
こちらこそ初めまして! さっそく反応してくださり、感謝です。
昨日、会場にいらっしゃったとは気づきませんでした。
私も黒沢さんたちとご一緒したかったのですが、いつの間にかはぐれてしまい、すごすご帰宅した次第です。

上映日が別々なので、自発的に動かない限り、セレクション作品の監督たちの交流は何もなさそうですね。
私も、西尾さんと『ナショナルアンセム』に、とても興味が湧いてきました。
なんとか都合をつけ、9日に拝見させていただければな、と考えています。


>一ノ瀬さん
初めまして!
丁寧な感想をありがとうございます。

実は私自身、「暗転つなぎは卑怯だよね」と自覚しつつ、ここで多用してみました。
物語は7日間のお話なので、「夜になり、また朝が来て…」という意味もあることはあるのですが、正直言って安直です。はい。

編集では、まずシークエンスごとにまとめ、それを「あーでもない、こーでもない」と、並べ替えていったため、たしかに自然な流れになっていないと思います。
でも(負け惜しみや妥協の意味ではなく)、「こんなものかな」という感じでいました。

たまたま、西尾さんの作品解説(「ナショナルアンセム 0005」)で、「『これでいいのだな』と開き直る姿勢」を黒沢さんたちから学んだ、というくだりがありましたけれど、これには熱く共感します。

一ノ瀬:

昨夜は、とても楽しませていただきました。
とても心高ぶる映画でした。

ただひとつ感想を言わせていただきますと、
一個一個のシークエンスがとても完成されており、シーンのつなぎ方がぶつっと途切れる感じなので、「ああ、このシーンでこの映画は終わりなんだな」と思う箇所が数箇所ありまして、続きが流れる度にドキリとしました。
お話は大変面白かったんですが、そのドキドキが視聴の邪魔をしてしまい、今一歩のめりこむことが出来なかったように思います。

西尾:

「ナショナルアンセム」の西尾です。
初めまして。

昨夜「空の飴色」を拝見しまして、
自分の作品との共通点の多さにビックリしました!

インサートの使い方、ダンス、もう一人の自分、etc.

なんというか、通ってきた道、素地が似ているのでは、と感じました。

雰囲気も語り口も凄く好みです。
またお会いできたらお話ししてください。

西尾孔志

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